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オプタスにサイバー攻撃 数百万人の個人情報流出

【ACT23日】   通信大手オプタスが大規模なサイバー攻撃を受け、顧客数百万人の個人情報が流出した。連邦警察は捜査を開始した。

オプタスのケリー・バイエル・ロスマリンCEOは23日、「サイバー攻撃を防げなかったことに落胆する」と謝罪した。最悪の場合、顧客980万人に影響が出る可能性があるが、全容はわかっていない。

不確かであるが、ダークウェブハッカーのフォーラムによると、ハッカーはオプタスの顧客100万人の電話番号を入手したとされる。

オプタスは顧客に対し、盗まれたデータが電話詐欺に使われる可能性もあるとして不審な連絡に注意して用心するよう呼び掛ける。パスワードや銀行情報などが妥協されることはないが、運転免許番号やパスポート番号など個人情報は流出した。

影響を受けた顧客には数日以内にオプタスから連絡が届くが、懸念される場合はオプタスのアプリMy Optus App(同社への最も安全な連絡方法)または133937に電話を。メールやテキストメッセージで同社から連絡されることはない。

顧客はネットバンキングのパスワードを変更し、ユーザーに複数の認証を求める多要素認証(MFA)を有効にするとよい。また、現金の引き出しに制限をかけるよう勧められる。

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)の補助機関スキャムウォッチも、個人情報盗難被害に遭うリスクがあるとして、個人情報や銀行情報を共有したり、容易にメール内のリンクをクリックしないよう呼び掛ける。

ソース:news.com.au- What to do if you are affected by the Optus cyber attack

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