【NSW23日】 航空大手カンタス航空は、国内線すべてのフライトにおいて、ベジタリアン向けの食事を再開すると発表した。国内線の食事をめぐっては、フライト時間が3時間30分以下の便については、食事のオプションを減らすとしていたが、反対する声が上がっていた。
動物愛護団体「動物の論理的扱いを求める人々の会(PETA)」などが、機内食オプションに関し、カンタス航空のアラン会長に書簡を送付するなどし、カンタス航空がこれに応じた形となった。発表した声明の中では、「夕食としてチキンやリークパイに加え、ズッキーニやコーンフリッターも準備する」と説明した。
利用客の一人で、今回の議論で火付け役となった、非営利活動団体「DoSomething」のジョン・ディー氏は、カンタス航空が決定を覆したことは「心強かった」とし、「菜食主義の人や、健康や宗教上の理由により食事制限がある多くの人を排除するのは、理にかなっていない」と述べた。
ソース:news.com.au-Qantas to reinstate vegetarian meals on short domestic flights