【ACT26日】 先立って大規模なサイバー攻撃を受けた通信大手のオプタスは、個人情報流出の影響を受けた顧客に対し、クレジットモニタリングサービスを無料提供する。
オプタスによると、サイバー攻撃によって2017年以降の顧客最大980万人の個人情報が流出した。流出したデータの多くは氏名、生年月日、住所および電話番号。パスポート番号や運転免許番号が漏れた人もいるが、パスワードや銀行情報は流出していない。
オニール内務・サイバーセキュリティリティ相はオプタスに対し、データ流出の責任をとって顧客の保護に努めるよう要請した。同社は最も影響を受けた顧客らに対し、クレジットモニタリングサービス「Equifax Protect」の12か月会員を無料提供する。
今回のサイバー攻撃を受けて政府は今週、セキュリティ違反について通信会社が即座に金融機関に知らせるなど、新たなセキュリティ改革を発表するとみられる。
併せて国内のプライバシー法も改定される見通しだ。2020年にモリソン前政権がプライバシー法の見直しを開始し、データ保護違反に対してユーザーが企業に法的措置をとる権利を大きくするなど複数の改定を提案した。
ソース : news.com.au – Optus reveals freebie for hacked Aussiess after major cyberattack