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消費者物価6.8%上昇、インフレ率も上昇続く

【ACT29日】  豪政府統計局(ABS)は28日、国内のインフレーション率の指標となる、消費者物価指数(CPI)について、今年7月は7.0%、8月は6.8%それぞれ上昇したと発表した。物価上昇圧力は引き続き強まっており、インフレーション率は上昇を続けるとみられている。

ABSのデービッド・グルーエン氏によると、CPIが8月にやや低下したのはガソリン価格の低下が主な要因と説明。8月までの12か月間で物価上昇を最もけん引したのは建設費で20.7%上昇、次いで自動車燃料費が15.0%上昇だったと発表した。食料品価格は、果物や野菜価格の上昇を背景に6月の9.1%から8月には18.6%上昇となった。

豪準備銀行(RBA)は来週、政策金利をさらに50ベーシスポイント引き上げるとの見方が強まっている。

国内の家計財産は3~6月までの間に、新型コロナウイルスのパンデミック当初から4,840億ドル減少し、14兆4,000億ドルとなっている。背景として、株式価格や不動産価格の急低下から、国民は3か月前よりも3.3%貧しくなったことが分かっている。

 

ソース:news.com.au-Inflation continues to soar as CPI rate hits 6.8 per cent

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