【NSW30日】 シドニー北部で今月27日から行方が分からなくなっていた79歳の男性が、30日に4日ぶりに発見されたことが分かった。発見当時、男性は木の間に挟まれた格好となっていたが、空と陸からの大規模な捜索により、広大な雑木林の中で身動きが取れなくなっていた状態から無事に救助された。
男性は、27日にワルーンガ(Wahroonga)のウールコット・アベニューで目撃されたのを最後に行方が分からなくなっていた。男性はアルツハイマー病を患っており、普段は携帯していたGPS追跡装置も外していたことから、安否を心配した家族が警察に届け出を提出していた。
捜索・救助チームは、29日までに最後の目撃地から約3キロメートル離れた消火用道路を歩いていたという目撃情報をもとに捜索を進めていた。NSW州警察は、男性が不明となって4日目を迎えることから、「緊急を要する」として情報提供を呼び掛けていた。
NSW州警察によると、発見された時の男性は“元気”な状態で、自分の名前が呼ばれていることにも反応し、救助隊員の手を握ることも出来たようだ。
ソース:news.com.au-Relief after elderly man found wedged in Sydney bushland after four day search