【NSW11日】 国内主要都市の賃貸料金はシドニーとメルボルン以外で停滞している。昨年10-12月四半期、メルボルンは平均2.3パーセント、シドニーは1.8パーセントそれぞれ上昇した。
賃貸料金の全国平均は週480ドル。シドニーは1年で7.7パーセント上昇の平均560ドル(アパート530ドル、一軒家630ドル)。シドニーの一軒家は昨年最終四半期に3.1パーセント減少した。アパートは一軒家よりも週100ドル以上安いことから、アパートに移り住む人が増えている。
ブリスベン、アデレード、ホバート、ダーウィンの賃貸料金は、昨年中上がり続けた後で現在停滞している。ブリスベンは1年で11.4パーセント、アデレードも11.8パーセント上昇したが、キャンベラは0.8パーセント、パースは3.2パーセントそれぞれ下落した。
賃借人組合のレオ・パターソン=ロスさんは、「シドニーは住宅市場の需要と供給の内容が食い違う」と話し、供給不足を批判する。
一方、NSW州地方では集合住宅に変化はなく、シドニーと大きく異なって一軒家は3.8パーセント下がり週500ドルだ。VIC州、SA州、WA州の地方部は変わりなく、QLD州、TAS州、NT準州では価格が下がった。
ソース: news.com.au – All capitals except for Sydney and Melbourne see rent prices stall