【QLD12日】 民間航空安全当局(CASA)は12日午後、新たな格安航空会社ボンザ(Bonza)に対し、国内での運航を承認したことが分かった。QLD州サンシャインコーストを拠点に国内17か所と路線を結ぶ予定だ。
QLD州内の路線は今のところ、ケアンズ、タウンズビル、ウィットサンデー・コースト、マッケイ、ロックハンプトン、グランドストーン、バンダバーグ、トゥーンバ・ウェルキャンプとなっている。また、州外の路線は、NSW州のコフス・ハーバー、ポート・マッコーリー、タムワース、ニューカッスル、アルベリー、VIC州のミルデュラ、アバロン、メルボルンとなっている。
連邦政府のキャサリン・キング・インフラ相は、新たに大きな航空会社が発足するのは15年以上前にタイガー・エアウェイズが創立して以来だと説明している。一方、ボンザ航空は、2022年半ばの創業を目指していたが、CASAから承認を受けるのに時間がかかっていた。
ボンザのティム・ジョーダンCEOは、国内旅行の需要は高いとして、「空の旅は少数者のための高級なものではなく、オーストラリアの人々に基本的権利として与えられるべきもの」とした上で、新たな航空会社の発足は、国内の航空業界にとって“歴史的な瞬間”だと話した。
ソース:abc.net.au-New airline Bonza given green light for flights across regional Australia