【NSW23日】 NSW州のペロテット首相は、家庭内暴力(DV)をはたらいた人物に対し、デートアプリの利用禁止を支持する意向を示した。
ペロテット州首相は25日、州警察、DV組織、州・連邦大臣らと会議を予定している。DV違反者のデートアプリ利用について、さらに、パートナーが過去にDVで有罪判決を受けたか調べられるようにするシステム“聞く権利(Right to Ask)“について協議する。12か月間試験的に導入する同システムの詳細は明らかにされていないが、身体および性暴力、物品損害、ストーカー行為、脅迫、暴力禁止令(AVO)の逸脱などの情報を州警察が公開できるようにする。ペロテット州首相は「DV違反者がデートアプリを使えるのは理解できない」「国レベルで対応すべきだ」と話した。
先頃、シドニーの女性教師がデートアプリで知り合った男に殺害された。男の元パートナーらから2016年以降5件のAVOが出されていたと、被害者の死後明らかになった。
ソース: news.com.au – NSW Premier Dominic Perrottet backs banning domestic violence offenders from dating apps