【ACT25日】 オーストラリア国民の約3分の2が、1月26日は「侵略の日」ではなく「オーストラリア・デー」とすべきと考えていることが、調査会社ロイ・モーガンが行った最新の世論調査で明らかになった。1月26日の呼び方については一年前から1%の低下にとどまり、ほとんど変わらない結果となった。
調査は、18歳以上の国民1231人を対象に、1月26日の呼び方に関してSMSシステムを利用して行った。オーストラリア・デーを1月26日以外に祝うべきかは問われなかった。調査結果からは、年齢や性別で考え方に違いがみられることが分かった。
年齢別では、25歳以下の回答者のうち56%が1月26日を「侵略の日」と呼ぶことに賛成したが、25~34歳では53%だった。また、これまで通り「オーストラリア・デー」と呼ぶことを支持したのは、50~64歳では73%、65歳以上では81%だった。
一方、男女別では、男性の69%、女性の58%が1月26日を「オーストラリア・デー」と呼ぶことを支持している。
ロイ・モーガンのミシェル・レヴィンCEOは、「アルバニージ政権が今年後半、先住民に関する重要な課題について助言する諮問機関の設置を国民投票で問うが、その結果がオーストラリア・デーの問題にも重要な役割を果たすだろう」と述べた。
ソース:news.com.au-Nearly two-thirds say January 26 should be called Australia Day, according to poll