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インフレ率が過去30年で最高 再利上げ濃厚に

【ACT25日】  豪政府統計局(ABS)が25日に発表した統計によると、2022年12月期の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同期比7.8%増と、1990年以降で最高の上昇率となったことが分かった。インフレは収まっておらず、エコノミストは、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が来月、金利引き上げに踏み切ることはほぼ確実との見方を示している。

大手運用会社ベータシェアーズのチーフエコノミストのバサニーズ氏は、CPIの“予想を超えた上昇”により、RBAのロウ総裁は政策金利の引き上げを余儀なくされるとし、0.25ポイントの引き上げを行うのはほぼ確実との見解を示した。再び利上げが実施された場合、政策金利は3.35%となり、過去11年間で最高の水準となる見通しだ。

バサニーズ氏は、3月以降にCPIの上昇が緩やかになりインフレが緩和されれば、RBAは今年後半で金利の引き下げに移行する可能性は十分あると指摘。「米国の経済状況が後退すれば、なおさらその可能性は高い」と話した。

RBAはCPIを2~3%に抑えることを目指しており、2月に金利引き上げが行われた場合、9か月連続の利上げとなる。

 

ソース:news.com.au-Economist forecasts February interest rate rise, after annual inflation hits 30-year high

 

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