【NSW31日】 NSW州のガス供給主要2社で料金が引き上げられる。生活費高騰へのさらなる圧迫になるだろう。
オリジンは2月1日から、顧客20万人を対象にガス料金を引き上げる。NSW州の個人顧客に対するガス料金はおよそ8.1パーセント(年およそ90ドル増)、小規模事業は10.5パーセント(年579ドル増)それぞれ引き上げられる。同社小売部門エグゼクティブ・ジェネラル・マネージャーのジョン・ブリスキン氏は「生活費高騰に困窮する人がいるなかで、価格引き上げは軽い決定ではない」「世界的なガス供給問題によって卸値が高騰した」と説明する。
AGLもNSW州、VIC州、QLD州、SA州の変動制契約の顧客に対し、1月31日からガス料金を引き上げた。NSW州は平均9パーセント(年およそ78ドル増)引き上げられる。
両社とも、支払いが難しい顧客はできるだけ早く申し出るよう呼び掛ける。
VIC州ではガス料金がさらに高騰し、変動制契約は平均24.9パーセント(年304ドル増)引き上げられる。QLD州も5パーセント(年40ドル増)、SA州は6.2パーセント(年56ドル増)の引き上げが予想される。
ソース: news.com.au – Thousands will be hit by another hike in gas bills