【NSW2日】 シドニー市街近郊のグリーブ(Glebe)で30年以上にわたり続いてきたグリーブ・マーケットが、今月25日を最後に閉鎖される見通しであることが分かった。長年にわたり地元住民やシドニー市民から愛されてきたマーケットの閉鎖に、常連の出店者や常連客は動揺を隠せない様子だ。
グリーブ・マーケットは現在、グリーブ小学校で開催されている。出店者の一人、ジョセフ・ステリノさんはABCラジオのインタビューに応じ、主催者から数日前に“個人的なる理由により終了する”と連絡が来たと明らかにした。ステリノさんは、グリーブ・マーケットで多くの顧客を得ている出店者も多くあり、重大な影響が及ぶと懸念を示した。
シドニー市のスコット労働党市議は、「自分自身も大学時代からマーケットをよく利用していた」と述べ、州の教育相とグリーブ小学校のコミュニティに働きかけ、マーケットを継続できるよう、最善を尽くしていきたいと話した。
メディアの7ニュースによると、NSW州教育省はマーケットがグリーブ小学校で今後も開催できるよう、“一時的な解決方法”を模索しているという。
ソース:news.com.au-Sydney’s Glebe Markets to close at the end of February, politicians pledge to keep it open