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暑さ対策なし ワーストなバス停を発表

【NSW3日】  暑さ対策によって快適な住環境を提唱する団体、スウェルタリング・シティズ(Sweltering Cities)は、シドニー中西部の一部のバス停について、日よけがなく、長い雑草が放置されヘビなどへの安全対策が不十分だと指摘している。

スウェルタリング・シティズによると、「シドニーの最悪なバス停」にはアースカイン・パーク(Erskine Park)、ミンチンベリー(Minchinbury)、フェアフィールド・ウエスト(Fairfield West)などに設置されているバス停が選ばれた。

同団体のベーコン事務局長は、異常気象で夏の気温は上昇しており、特にシドニー西部は最高気温が48度に達することもあると指摘。「日よけのない場所で猛暑日に20分もバスを待つのは危険で、一部の人にとっては不可能なことだ」と述べた。また、屋根がなければ雨もよけられず、ラニーニャ現象による多雨の気候で、雨に濡れてバスを待たなければならない状況も少なくないとしている。

ブラックタウン市のブリーズデール市長は、バス停に日よけを設置するのは市の責任だが、州政府は需要に見合うだけの十分な補助を行っていないと批判。「州政府は、どの予算においてもシドニー市の半数が西部、南西部、北西部といった場所に暮らしていることを考慮していない」と述べた。

 

ソース:abc.net.au-Sweltering Cities reveals Sydney’s worst bus stops amid hot summer weather

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