【QLD3日】 QLD州では、冬期の季節はずれの降雨が原因で、国内の夏の主役であるパイナップルの来年の供給に影響があることが明らかになった。
3日に行われた上院委員会で、QLD州農家連盟の最高責任者であるジョー・シェパード氏は、最近の異常気象により、同州のフルーツやサトウキビの生産サイクルが大きく乱れていると述べた。
結果として、パイナップルの開花が早まり、一時的に生産過剰となったが、「パイナップルの栽培には2年かかる」とし、パイナップル生産者の計画期間が長いことから、1年後には慢性的な不足に陥る可能性があると、同氏は警鐘を鳴らしている。
先日にはABCが、同州のパイナップルが、季節はずれの冬の降雨により、何トンもの熟したパイナップルが畑で腐ったままになっている、と報じていた。
同委員会で同氏は、農家にとって第一の懸念材料は「労働不足」であると述べ、その結果として「文字通り、作物を収穫するのに苦労をしている」とし、連邦政府に対して、現況を乗り越えるための短期的な移民政策を講じるように訴えた。
ソース: news.com.au – Pineapple shortage warning for next year, senate committee hears