【ACT6日】 中国の王文濤(おう・ぶんとう)商務部長は、連邦のファレル貿易相を中国に招待した。オーストラリアから中国への輸出品にかけられた200憶ドル規模の制裁緩和に向けて、前進が期待される。
6日午後、中国の王商務部長はファレル貿易相とオンライン会議中、「中国に招待したい」と述べた。会議では特に進展はなかったが、ファレル貿易相は「二国間の安定に向けた新たな重要なステップだ」と描写した。オーストラリアの貿易相が中国を訪問するのは2019年以降3年振り。
中国との外交関係改善が、牛肉やワイン、ロブスター、大麦等オーストラリア製品にかけられた制裁の撤廃につながると連邦政府は期待する。中国の通信王手ファーウェイ社によるオーストラリア国内での5G展開をターンブル前政権が阻止して以来、豪中関係は緊迫した状況が続いており、現労働党政権は最大の貿易相手国である中国との関係改善に向けて取り組んできた。
一方、王商務部長は「二国間の不和はすぐに解決できるものではない」「中国は基本的な問題を妥協しない」と警告する。
ソース: news.com.au – Beijing extends invite to Australia’s trade minister during key talks
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