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米軍が中国の気球撃墜 豪外務相は「冷静に」

【ACT6日】   米国領上空を飛行していた中国の偵察気球を米軍が撃墜したことを受けて、オーストラリアのウォング外務相は冷静さを保つよう促した。

中国が気象観測目的とする偵察気球は、米国領を数日飛行した後、カロライナ州沖の上空で米軍に撃墜された。中国はこの後、「さらなる対応をとる権利がある」「明らかな過剰反応かつ国際的慣行に対する重大な違反」と米国を批判した。

ウォング外務相は、中国の偵察気球が米国領に侵入した事実に懸念を示したうえで、「米国とオーストラリアにとって最も大切なのは、中国と外交を続け、対立を拡大させないこと」と述べた。さらに、「主権侵害および国際法違反に対する米国の懸念を共感するが、米国は責任もって注意深い行動をとった」「オーストラリアは中国との関係の安定化を念頭に置いている」と加えた。

無所属のジャッキー・ランビ議員は「もはや中国を真剣に受け止めることはできない。冗談を超えている。お互い信頼していない」「米国が気球を撃墜したのは当然」とナイン局にコメントした。

ソース: news.com.au – Penny Wong urges calm after US shoots down China ‘weather’ balloon

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