【VIC10日】 宝くじを購入して10万ドル相当の高級四輪駆動車(4WD)を引き当てた女性が、4WDを自分の名義に変更しようとしたところ、ローンの支払いが終わっていないとの理由で4WDを回収されていたことが分かった。QLD州賭博規制当局が調査を進めている。
VIC州コラック(Colac)に住む22歳の女性は、宝くじ運営会社のハロー・ライフスタイル・オーストラリア(Hello Lifestyle Australia)から、120ドル分のくじを購入した。当選した女性は、ワイドボディY62ニッサン・パトロールを引き取るためQLD州を訪れたが、返済が終わっていないとの理由で今年2月1日付で回収されたもようだ。
女性は、「何の断りもなく、男性が午後8時にやってきて車を回収していった」と話した。ハロー・ライフスタイルにも説明を求めたが、同社からの回答はないという。同社のオンラインサイトやSNSアカウントなども、現在はすべて閉鎖されている。
宝くじなどを顧客に売り、商品などを宣伝する「プロモーショナル・セールス」は、厳しく規制を受けて運営されている宝くじと異なり、免許や許可が必要とされていない。ハロー・ライフスタイルは、キリスト教信者の若者をサポートする慈善団体レッド・フロッグスを支援しているとうたっているが、同団体によると、これまで最初に受け取った少額の寄付のみだったことが分かっている。
ソース:news.com.au-Investigators target ‘heartbreaking’ car giveaway