【NSW11日】 シドニー在住の女性が、あまり認知されていない駐車違反を犯し、1000ドル近い罰金を科されたことで激怒している。
デイリー・メール・オーストラリアが伝えるところによると、シドニー東部郊外で駐車していたこの女性は、「道路の中央線近くに縦列駐車した」という理由で、238ドルの罰金通知を3回受け取ったという。通知には、「道路中央線の2重の白線から3メートル以内に駐車していた」とされている。
女性によると、最初の2回の罰金は、車の所有者の携帯電話に入っているService NSWのアプリに通知がきていたため、自分が違反をしていたことさえ知らなかった、としている。女性は「道路標識もなく、黄色の線もない場所で、駐車禁止とも表示されていなかった」とし、「最初の2回の罰金に遅延料金が上乗せされていたため、1000ドル近くの罰金になっている」と語った。
この女性が投稿したBondi Local Loopのフェイスブック上では「シドニーの道路は狭いところが多い。中央線から3メートルのスペースを空けて駐車することは不可能」だと指摘する声もあった。しかしながら、NSW州のウェブサイト上の道路交通法のセクションでは、道路が通行止めを防ぐ措置として「2重の中央線から3メートル以内に駐車してはならない」と記載されている。
一方で、道路標識が設置されている場合でも「何がなんだかわからない」場合もある。先月、ノースシドニーで見かけた駐車禁止の標識が「不可解」だと話題になった。その「駐車禁止」の標識には、「自動車を除く」と書かれていた。これは、トレーラーやキャラバンが対象となっているが、運転手たちからは「分かりにくい」という苦情が寄せられ、「ここにはトレーラーは駐車禁止、と書けばもっと分かりやすい」という声がある。
ノースシドニーのカウンシルのウェブサイトでは、トレーラーのような大型車の路上駐車は禁止されていることが記載されている。また、トレーラーが自動車と連結されている場合は、自動車とみなされるため制限の対象外となる、となっている。
ソース: news.com.au – Motorist fined $900 for breaking little-known parking rule