【NSW18日】 比較サイトファインダーが発表した最新統計によると、国内の消費者の5人に2人が、食料品の支出にストレスを感じていると回答し、過去最高の水準だったことが分かった。回答者は、最もストレスを感じる支出のトップ3として、住宅ローンや家賃と並んで食料品への支出を選んだ。
一般家庭では今年2月、一週間当たりの食料品支出が185ドルとなり、一年前の148ドルから47ドル増加した。ファインダーが今年1月に行った別の調査では、生活費を節約するために外食やイベントへの参加を控える人が増えていることが分かっている。
ファインダーのメギンソン氏は、家計消費が急激に高騰していると指摘した上で、「実際のところ、多くの人が、住宅ローン金利の上昇に対応するより、スーパーマーケットの値上げに対応するほうが大変だと話している」と述べた。
メギソン氏は、物価の値上がりに苦労している人に対し、定期購入(サブスクリプション)を停止したり、オンラインショッピングのセールなど特売を利用すること、まとめ買いや予算を決めて買い物をするなど、様々な方法でこまめに節約する方法を勧めている。
さらに、住宅ローン市場は依然として競争が激しく、多数のローン商品があると指摘。利率の低い融資会社に変えることで一月当たり数百ドルの節約につながったり、キャッシュバックを受けられることもあるとアドバイスしている。
ソース:news.com.au-‘Repair the damage’: Food boss reveals grocery prices will rise amid soaring inflation