【VIC23日】 労働組合オーストラリア・サービシズ・ユニオン(ASU)はこのほど、非営利団体のオックスファーム・オーストラリアが国内で初めて4日勤務制を試験的に導入する見通しであることを明らかにした。オックスファームが団体交渉の中で提案を受けたもので、近くこの提案を受けるかぜひを問う投票が実施される。
上院委員会は先に、週4日勤務制の導入を含む提言を発表しており、ASUはこれを受けてオックスファムに6か月間の試験的導入を提案したと説明した。97人のフルタイム労働者は給与額は変わらず4日勤務を選択することが出来る。週当たりの勤務時間は35時間から30時間となる。
ASUのVIC州民間セクター支部のスターニ書記長は、生産性は様々な形で作り出せるとオックスファムが正式に示してくれるとして、「ワークライフバランスは労働者の心身の健康に欠かせないものだ」と述べた。
スターニ書記長はさらに、“画期的なトライアル”の結果を楽しみにしているとし、他の企業が仕事の進め方を見直すきっかけになることを希望すると話した。
ソース:news.com.au-First Aussie company promises trial of four-day week with full pay