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スパイ容疑の豪人 外患誘致罪で起訴

【NSW14日】   オーストラリア人の男性が、連邦警察(AFP)による捜査の結果、外患誘致罪の容疑で起訴されたことが明らかになった。男性はオーストラリアの防衛、経済、国家安全保障に関する情報収集をするスパイ容疑がかかっている。

 

男性は、普段は海外を拠点にしてビジネスを展開しているが、最近オーストラリアに帰国し、14日にボンダイにある自宅で逮捕された。AFPによると、この男性は海外に滞在中に、シンクタンクの関係者と称する2人からソーシャルメディアを通じて連絡を受け、代表者と会うための手配をしていたと主張している。

 

2人の人物は「ケン」と「エブリン」と呼ばれ、オーストラリアの防衛、経済、国家安全保障の取り決め、さらに他国に関する時柄について情報収集をするために金銭を提供したとされており、FPによると、男性はこの2人のために報告書を多数作成し、それに対する報酬を受け取っていたという。AFPは2人に対しても外国の諜報機関で働き、情報収集活動を行なっていたと主張している。

 

男性は、刑法第92.3条(1995年)に違反し、無謀な外患誘致罪として起訴されている。この容疑による最高刑は禁固刑15年となる。AFPでは、国内では多くの人々が「ケン」と「エブリン」から接触を受けていると考えられており、身に覚えのある人は国家安全保障ホットライン(1800 123 400)に連絡するように呼びかけている。この男性は、2018年に国家安全保障法改正(スパイ行為および外国人干渉)法案が可決されて以来、タスクフォースによって起訴された2人目となった。

 

ソース: news.com.au – Australian man charged with foreign interference after allegedly spying

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