【NSW25日】 アンザック・デーの25日、コインを投げて勝敗を決める賭博ゲーム「two-up(ツーアップ)」の参加目的で各地のパブは大混雑した。ツーアップは第一次大戦中に兵士の娯楽として人気を呼び、現在は賭博法によって禁止されているが、NSW州では年1日アンザック・デーのみ許可されている。
シドニー東部のロイヤル・ホテル・パディントンは、ソーシャルメディアでツートップを大きく宣伝してきた。25日午前9時までに数ブロックに及ぶ長い行列ができ、午後12時には「1人退店につき1人入店」と決めるほどの混雑となった。
“シドニー東部最大の屋外ツーアップ・エリア“を誇るクロバリー・ホテルも、午前10時までに300メートルの行列ができ、午前11時には満員となった。
シドニー中西部ロゼルのサックビル・ホテルでは、参加者らがパブの駐車場に集まった。正午のゲーム開始後、入店は断られた。
VIC州では、アンザックデー前7日間の記念イベント中に限ってツーアップのプレイが許可されているが、他州・地域では4月25日以外禁止されている。例外的にNSW州西部ブロークンヒルのみ、ツーアップのプレイが年中許可されている。
ソース: news.com.au – Crowds rush to Sydney pubs to play two up on Anzac Day