【ACT25日】 連邦政府は先週、国防軍(ADF)の戦力を大幅に見直す計画を明らかにした。中国政府はこれを受け、「“中国の脅威“を軍事拡大の言い訳にしている」と反発した。
中国のマオ・ニング外交部広報官は24日、「中国はアジア太平洋地域と世界の平和・安全に献身し、いずれの国にも挑戦しない」「軍事拡大の言い訳に中国を使い、“中国の脅威”を誇大に宣伝する国がないと祈る」と発表した。
政府は国防軍に190憶ドル追加拠出する理由の一つに、中国のかつてない軍拡を上げている。
元国防軍トップのアンガス・ヒューストン卿とステファン・スミス元国防相による報告は、中国と米国間の紛争に備える必要性を促す。同時に、豪中の相互利益と周辺地域の安定のために、オーストラリアは中国と連携していくと強調する。
アルバニージー政権は、中国がオーストラリアに課した年200憶ドル規模の関税撤廃に向けて、関係修復に強く取り組んでいる。ADFの戦力見直しについて発表時、中国に関する示唆はなかった。
ソース: news.com.au – China hits back after Australia unveils major review of Defence Force