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大手スーパー 自社ブランド商品が人気

【NSW3日】  大手スーパーマーケット・チェーンのコールズやウールワースは、生活費の高騰を背景に自社ブランド商品の売り上げを順調に伸ばしているようだ。消費者は生活費を節約するため、有名ブランドよりも手頃な価格で購入できる自社ブランド商品を選んでいるとみられる。

コールズは、2023年第1四半期に自社ブランド商品の売り上げが前期比11%増となる29億ドルに達したと報告した。競合のウールワースもまた、同期の自社ブランド売り上げが2%増だった。

クイーンズランド工科大学で小売調査を行うギャリー・モーティマー氏は、消費者は生活費を取り巻く状況がさらに悪化するなか、普段の買い物においても難しい選択を迫られていると分析。「目的を満たす代替品を求めることで、買うこと自体を諦めずに済む」と説明した。

モーティマー氏によると、独自ブランド商品はスーパーマーケットで販売されている商品の約40%を占めるまでになっているという。欧州ではこの割合がすでに大手ブランドを超えており、ドイツでやスイスでは50%以上が独自ブランド商品となっている。

コールズの広報担当者によると、同社は鶏むね肉のナゲットや上質ラム肉、バルク買いの手洗い洗剤など、今年だけで新たに227種類の独自ブランド商品を発売開始した。

 

ソース:news.com.au-Coles, Woolworths own-brand products booming on back of cost-of-living crisis

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