【NSW4日】 シドニー空港はこのほど、海外旅行客を対象としたデータプラン「トリップシム(Tripsim)」の提供を開始すると発表した。150か国以上で利用が可能となっており、利用に際してはSIMカードを入れ替えたり電話番号が変わることがないため、手軽さが魅力となっている。
トリップシムのデータプランの一例としては、欧州へ30日間出かける場合、20ギガバイトのデータプランの価格が44ドル99セントとなっており、一日当たりの負担が1ドル50セントとなる。10ギガバイトのデータプランでは、29ドル99セントで一日当たり1ドルで利用が可能だ。
通信大手オプタスは現在、旅行先によって一日当たり5ドルとなる5ギガバイトのプランを提供している。また、同業テルストらは一日当たり10ドルとなる1ギガバイトのプランを提供しており、これには無制限の電話とSMSが含まれている。
シドニー空港のマーク・ザウク商業本部長は、同空港がこのような商品を提供するのは今回が初めてとした上で、「毎年、数百万人のオーストラリア人が国際線ターミナルから飛び立つが、彼らが旅行中に友人や知人と繋がりを保てるよう、手頃な商品を提供出来ることを光栄に思う」と述べた。
ソース:news.com.au-Sydney Airport launches Tripsim, offering international data bundles