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偽造医薬品の有害成分を警告 QLD

【QLD9日】   QLD州保健局は、偽造医薬品から極めて有害な成分が確認されたとして緊急に警告する。今年に入って同州で2人が死亡しており、警察が関連性を捜査中だ。

州保健局によると、複数の鎮痛剤の錠剤から合成オピオイドのプロトニタゼンが確認された。プロトニタゼンは同じくオピオイドのフェンタニルよりも強く、少量摂取でも呼吸不全、意識消失、昏睡状態、死を引き起こす可能性がある。国外で処方される鎮痛剤の「ザナックス」に見せかけるなど、純粋な医薬品であるように見える。ザナックスは国内で商用取引されていない。プロトニタゼンは他州・地域でも確認されており、形状も錠剤、粉末、液体と異なる。

保健局は、本物の医薬品と信じて使用者がリスクに気づかず使う可能性があると警告する。

オピオイドの過剰摂取対応に使われるナロキソンは、無料で薬局などから入手できる。偽造医薬品に関する情報を持つ人は、ポリスリンク(131 444)に連絡を。

ソース: news.com.au – Urgent health warning issued after deadly opioid found in ‘counterfeit’ medications

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