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教育ローン増加 生涯の借り入れ能力に影響も

【ACT31日】   明日1日から、HECS-HELPなど国内の高等教育費負担制度の返済額がインデクセーションの上昇に併せて平均1,000ドル以上増加する。教育ローンの増加は、生涯の借り入れ能力に影響が出ると警告される。

1日から、過去30年以上で最大のインデクセーション7.1パーセントが教育ローンに適用される。過去10年は平均年2パーセントだった。

一般に貸付機関が借入者の信用を審査する際、教育ローンは他の個人ローンやクレジットカード同様に扱われる。

大卒者を対象とした最新の調査によると、教育ローンの返済完了は平均10年近くかかっている。学生の多くが教育ローンを安価なローンと考えるが、ここ最近のインデクセーションから現実は異なってきている。生活費高騰に教育ローンが重なり、国内の大卒者にとってマイホーム獲得も難しくなっている。

調査回答者の59パーセントが「教育ローンが住宅購入に影響を及ぼしている」と答え、さらに51パーセントは40代に入っても教育ローンを返済し続けている。女性の大卒者は男性より教育ローン額が大きく、一方で男性の同僚より収入が少ないため、返済能力のギャップも広がり続ける。HECS-HELPを借り入れた300万人以上の6割は女性で、全債務額の58パーセントを占める。

ソース: abc.net.au – Student debt indexation to have lifelong impacts on Australians’ borrowing capacity

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