【WA8日】 WA州パースで3歳の男の子がインフルエンザに感染し死亡したことを受け、医師らがあらためてワクチン接種を呼び掛けている。男の子は今年インフルエンザで死亡した患者の中で最も低年齢の患者となった。
死亡した男の子は、呼吸困難の症状から心肺停止に陥るまで症状が非常に早く進行し、最終的に開胸手術を行って回復を待ったが改善せず、父母が先月26日、ライフサポート機器を停止することを決めたという。
医師によると、幼児や高齢者、妊婦や健康上の問題を抱えている人など免疫力が低い人たちは、感染した場合に重症化する確率が高いという。また、最も効果的な予防方法はワクチン接種だと呼びかけているが、WA州ではワクチンの副反応などを懸念する声もあり、今年は接種率の伸びが例年より遅くなっている。
WA州では、5歳以下でインフルエンザのワクチン接種を受けた割合が14%以下で、5歳~15歳ではこれをさらに下回る割合となっている。
ソース:news.com.au-Parents’ message after 3yo son become the youngest person to die from the flu in WA this year