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カンタス航空など 西シドニー空港と利用契約

【NSW8日】  航空大手カンタスと格安大手ジェットスターは、2026年末のオープンを予定している西シドニー空港と商業利用に関する契約を結び、国内線路線として最初に離陸する見通しであることが分かった。同空港は、総工費53億ドルを投じ現在建設中で予定通り開港する見通しとなっている。

契約によると、カンタス航空の5機とジェットスター航空の10機の機体が、西シドニー空港の開港初年度に同空港を拠点として運航する。いずれも国内線でメルボルンやブリスベン、ゴールドコースト路線などが含まれるとみられる。

試算によると、西シドニー空港は毎年2万5,000便以上が利用し、利用者数は400万人に上るとみられる。また、700件の雇用創出につながるとみられている。さらに、NSW州で初めて利用時間に制限を設けない24時間体制の空港となる。

カンタスのアランCEOは新空港について、同空港は最も高度なテクノロジーを採用し、最高の効率性を誇る空港になるとの見方を示し、「いつかカンタスのネットワークで最大の空港になると確信している」と述べた。さらに、国際線と貨物輸送路線の設置についても空港側と協議を進めていことを明らかにした。

 

ソース:abc.net.au-Qantas and Jetstar first airlines to fly domestically from Western Sydney Airport

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