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シドニーの「住めない」家 250万ドルで売りに

【NSW9日】  NSW州シドニー中心部レッドファーン・イーストで、老朽化が進み「住めない状態」の空き家が250万ドルで売りに出されていることが分かった。写真では、戸建て住宅の空き家は2階建てと判別できないほどツタが外壁を覆っている様子が見て取れる。

住宅は2ベッドルームと浴室1室があり、1985年築で「著名なオーストラリア人の芸術家」のために建てられたと記述されているが、元オーナーの名前は明らかにされていない。経年による劣化はみられるものの、屋内にはビンテージ家具や籐製の長椅子、無垢材のサイドボードなどが当時のまま残されているという。

不動産サイトRealestate.com.auでは、「新築住宅を建てられるレアな物件」と説明しており、敷地面積は270平方メートルとしている。高速道路イースタン・ディストリビューターから一つ通りを入った場所で路上駐車も可能だ。

今年年初には、金利上昇によって不動産価格は低下するとみられていたが、現在のところ価格は低下していない。国内では、住宅価格が2022年12月以降は毎月上昇しており、不動産データ会社プロップ・トラックは、シドニーの住宅価格がこのまま伸び続けた場合、今年12月には再び最高水準に達すると予想している。

 

ソース:news.com.au-Abandoned, ‘unlivable’ Sydney house listed for $2.5 million

 

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