【NSW10日】 住宅危機が深刻化する中、ある家主がキャラバン2台を「賃貸物件」として貸し出そうとしたことで、非難を浴びている。
Facebookの広告で紹介されたNSW州バイロン・シャイアにあるマランビンビーの週400ドルの物件は、屋外に屋根付きのキッチンとラウンジを併設させた「キャラバン・セットアップ」になっている。この家主は「新しい」入居者を募集中で「自然が好きな」独身者、カップル、友人にピッタリだと謳っている。添付写真には構築物の下に2台のキャラバンがあり、キッチンキャビネット、シンク、オーブン、カウチ2つがタープの下に置かれている。
「シャンティータウン」と嘲笑されたこの物件の広告は削除されたが、家賃の週400ドルには光熱費は含まれず、ペットは禁止だと書かれていた。
怪しげな賃貸物件を暴露するTikTokユーザーのレイチェル・マクウィーンさんは、この物件を「掘立て小屋のような物件」と非難し、彼女の動画は5万回近く再生されている。
現在、国内の首都圏では過去最高の年間家賃上昇率を記録しており、全国平均の家賃や週583ドル。オーストラリア統計局の最新データでは、国内全ての都心部および地方都市で家賃が上昇していることが明らかになっている。今年2月、国内全土の賃貸物件の60%以上が、一年前と比較して家賃が10%以上上昇している。
ソース: news.com.au – Rental listing for $400 ‘caravan set up’ condemned as profiteering during housing crisis