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スキーシーズン到来も雪不足でオープン遅れ

【NSW11日】   国内のスキーリゾートは例年、6月の英国王誕生日週末をシーズン開始としてきた。今年は雪が少なく、オープンを延期するリゾートも出ている。

NSW州スノーウィーマウンテンのスキーリゾート、スレドボとセルウィンは、シーズン開始数日前に延期を発表した。6月10~12日に予約済みのリフト券、レンタル、レッスンはクレジットとされる。

近隣のペリッシャーは直前の9日、一時的に8センチの降雪が報告されて一部オープンを発表した。一番下のスキー用コンベヤーは作動するが、チェアリフトは運転しない。ソーシャルメディアに投稿された写真もほとんどが初心者または子どものスキー客で、「スキーやスノボを楽しみたいなら行く価値はない」とのコメントもあった。

VIC州も同様に複数のリゾートでリフトを閉鎖した。マウント・ホサム・アルパイン・リゾートは8センチの降雪にもかかわらず、リフトを運転しないと決定した。フォールス・クリーク・リゾートは10日、24時間で5センチの降雪があったとしてオープンを発表した。

気象局によると、スレドボ、マウント・ホサムともに13~14日にかけて降雪の確率が高い。昨年の6月初めは、長く続いたラニーニャ現象の影響でNSW州とVIC州のスキー場は雪に覆われていた。

ソース: news.com.au – NSW, Victoria ski resorts shuttered amid lack of snow over Australian Alps

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