【QLD14日】 QLD州政府は13日、電気料金支払いの補助金として、州内の全世帯に対し最少550ドルを支給すると発表した。オーストラリア・エネルギー監査機関(AER)は先に、QLD州南東部の世帯における電気料金について、7月1日から19.6~24.9%値上がりすると警告していた。
電気料金の補助額は世帯により異なっており、脆弱とみなされる世帯では現在支給されている372ドルにさらに700ドルが追加される。また、小企業約20万5,000社に対し650ドルを支給するとしている。
QLD州のキャメロン・ディック財務相は、州民の電気料金支払いの支援総額が14億8,000万ドルに上るとしており、「我々政権は他のどの政権よりも寛大で幅広い生活費支援を行っていく」と述べ、財源は石炭産業の生産賦課金からの収入を先行的に割り当てると説明した。
QLD州政府は今週、新年度予算案を発表し、不動産と石炭価格の高騰を背景に今年度が120億ドルの黒字になるとの見通しを示している。
ソース:news.com.au-Millions of Aussies receive $550 energy rebate
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