【NSW21日】 小売大手ウールワースは21日、10年前に販売停止を約束したケージエッグについて、全国の店舗で段階的にすべてのブランドで販売を縮小し、2025年までに完全に取り扱いをなくす方針を明らかにした。ケージエッグは、自由に歩き回ることなく一生をケージの中で過ごす鶏の卵で、セレブリティシェフのジェイミー・オリバー氏などが飼育方法に反対を唱えてきた。
同社の広報担当者は、すべてのブランドのケージエッグについて、向こう2年間で販売を停止するようサプライヤーと協議を進めていると説明。さらに、国内の約半数に上る店舗で、すでに取り扱っている卵がケージフリーエッグだけとなっていることも明らかにした。
ウールワースはケージエッグの販売について、18年までに停止するとしていたが、一部のブランドについてはこの決定を翻して販売を継続させ、最終的に同社ブランドのケージエッグだけが販売停止となっていた。
一方、販売するすべての卵をフリーレンジエッグとする計画については、達成時期の見通しは立っていない。ウールワースはまた、ケージエッグの販売を停止しても、卵が供給不足に陥る心配はないとしている。
ソース:news.com.au-‘Great move’: Shoppers welcome Woolworths’ decision to stop stocking common fridge item