【NSW28日】 小売大手コールズは、今年5月にソフトプラスチックの買い物袋を廃止すると発表し、このほど新たに一枚当たり15セントで洗濯が可能な紙袋の販売を開始した。コールズはすでに一枚当たり25セントの紙袋を販売している。
新しい紙袋の強度について、コールズは最大20キログラムまで運ぶことが可能だと説明している。また、持ち手が従来のものより長くなっており、肩にかけることが出来る。News.com.auが行った比較テストによると、袋一杯に荷物を詰めた場合では、従来の袋は持ち手が取れて破れてきたが、新しい袋は破れることなく持ちこたえたという。防水性を確認するために、蛇口の水を袋の上に流した場合にも、新しい袋は水をはじき、水がしみこんで破けることはなかったようだ。
コールズの広報担当者によると、新しい紙袋は環境、社会、経済の利益のために管理された森林から生産されたことを認証するFSC認証を受けた紙を使用している。また、価格を15セントとした理由については、材料コストや洗濯可能であることなどの要因を考慮して決めたと説明した。
コールズはソフトプラスチックの買い物袋を廃止することで、年間に2億3,000万枚の袋の節約につながるとしている。
ソース:news.com.au-Coles ‘washable’ $15 paper bag put to the test