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「動物になりたい」日本人男性 2.2万ドルで「犬になる」

【東京29日】   日本人男性が「動物になりたい」という夢を叶えるために、2.2万ドルをかけて、超リアルなボーダーコリーのコスチュームを作り、初めて「犬」として散歩に出かけている姿が、YouTubeで紹介され話題を呼んでいる。

 

「トコ」という名前で知られるこの男性のYouTubeチャンネル「動物になりたい」は約3万人の登録者を持ち、最新の投稿では、トコが実際に公園へ散歩に出かけて、犬友ができた様子などが紹介されている。この様子はドイツのテレビ局用に撮影されたが、通行人や他の犬たちにも好評だったようだ。トコが本当の犬ではないことに気づいているかは定かではないという。

 

トコのチャンネル紹介では(犬は話さないため)「初めまして。動物になりたかったので、コリーになってみました。見たい動画があればリクエストしてください!」とメモで書かれている。

 

男性は匿名希望をしており、その理由は「特に職場の人には自分の趣味を知られたくない。犬になりたいなんて言ったら変に思われるから、素顔は明かしたくない」とし、家族や数人の友達しか知らないと説明している。また彼は、「小さい頃の夢を覚えていますか?ヒーローや魔法使いになりたいとか。僕は小学校の卒業文集に、犬になって散歩したいと書いたのを覚えている」と語った。

 

コマーシャルや映画用の衣装を制作するゼペット社が、40日かけてトコ用の「衣装」を200万円で制作した。同社の広報担当は「この衣装はコリー犬をモデルにしており、本物の犬が四つ足で歩く姿を再現した」と語った。

 

ソース: news.com.au – Man spends $22,000 to become a border collie dog

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