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飛行中の機内で乗客取り乱し、シドニー空港に引き返す

【NSW14日】   14日、マレーシアに向けて飛行中の機内で乗客の男がイスラム教に触れて取り乱し、シドニー空港に引き返した。男は連邦警察によって逮捕された。

14日午後4時前、乗員5人および乗客194人を乗せたクアラルンプール行きのマレーシア機MH122便がシドニー空港に引き返し、警察は45歳の男を逮捕した。一般市民への脅威はないとされる。

乗客が撮影した映像によると、男は客室乗務員に向かって「私の名前はモハメッド。アラーの奴隷だ」「お前もアラーの奴隷か?言え!」と問い続けた。後に乗務員は「私もそうです」と答えている。

同機は14日午後4時前にシドニー空港に緊急着陸し、およそ3時間後の午後6時半過ぎに乗客らはようやく機体から降りることができた。乗客らはターミナル内の出発ゲートで待機するよう指示され、食べ物が渡された。パスポート以外何も持たずに降りるよう指示された模様だ。

別の乗客によると、男は持っているバッグを使って乗客らを脅かした。

シドニー空港は事件後も通常運航を続けた。

ソース: news.com.au – AFP officers attend Sydney Airport as emergency incident unfolds

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