【SA29日】 通信大手オプタスは29日、SA州アデレードのコールセンターに勤務する従業員について、余剰人員として削減すると発表した。100人以上が対象になるとみられる。同社は、顧客のニーズに応じるため継続的に組織構造を見直しており、事業の「簡素化」を目指す姿勢を示している。
オプタスの広報担当者は、事業の構造的な見直しを行う一方で、顧客にとって重要と思われる分野については、今後も投資を続けていく方針を示した。また、人員削減については「難しい決断だったが、事業を強化していくためには必要だった」と説明した。
オプタスは、削減対象となる従業員の人数について正確な数字を示していないが、メディア大手ナインニュースはコールセンターの従業員100人以上が対象になるとの見方を示している。
さらに同社広報担当者は、今回の人員削減で影響を受けた一部の人について、社内で再雇用されるとの見通しを示した。
コールセンター業務の一部は海外に委託しているが、オプタスは国内でしっかりと足跡を残し続けることが重要との見解を示した。
ソース:news.com.au-More than 100 Optus call centre jobs to be made redundant