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LG製の住宅用太陽光電池 火災恐れでリコール

【VIC30日】  蓄電システム製造販売のLGエネルギー・ソリューション・オーストラリア(LGESAU)は、商品の欠陥による過熱や出火の恐れがあるとして、複数の太陽光蓄電システムを自主回収(リコール)すると発表した。

欠陥電池を搭載した蓄電システムは、RESU systems、 SolaX Power Station、SolaX X-Cabinet、 Opal Storage、 Redback SH5000、 Red Earth Sunrise、 Red Earth Drop Bear、 Eguana Evolve 、VARTA Pulse Neoだ。

製造年月日は2016年1月21日から2017年3月28日、および2018年9月14日から2019年6月30日までがリコールの対象となっている。

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は消費者に対し、購入した商品がリコールに該当するかLG ESSのウェブサイト(www.lgessbattery.com)で確認するよう求めている。さらに、「蓄電池が過熱すると発火したり人身事故や物的損害を生じさせる可能性がある」と警告した。

ACCCはさらに、リコール対象となる電池が家にあり、まだ欠陥の有無を調べる診断ソフトウエアを入手していない場合、電池の電源を切った上で、LGESAUに連絡を入れ、技術者による診断ソフウエアのインストールを予約するようアドバイスしている。

また、火災のリスクを最小限に抑えるため、診断ソフトウエアがインストールされるまで電池の電源を切っておくのが望ましいとし、電源の切り方が分からない場合はLGESAUに問い合わせるよう呼びかけている。

 

ソース:news.com.au-LG announces major recall of storage batteries on fire risks

 

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