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ガザ地区の豪人19人 政府が救出を検討

【ACT13日】 連邦政府のアルバニージ首相は、パレスチナ自治区ガザ地区に取り残されている19人のオーストラリア人について、救出を検討していることを明らかにした。イスラエルは、ハマスによる奇襲攻撃で多くの犠牲者が出たほか、ハマスが数百人を人質にとったとして「戦争状態」にあると宣言している。

アルバニージ首相は先に、イスラム組織ハマスとの戦闘が激化しているイスラエルから1万人以上のオーストラリア人を非難させるため、カンタス航空と連携し3機の帰還便を準備することを決めている。

連邦政府によると、最初の帰還便は13日、イスラエルからロンドンに向けて出発する。ただ、その後、避難した人たちにどう対応していくかは検討中としている。アルバニージ首相は、「外務・貿易省は、今どこにいるかは関係なく豪人の安全を確保するため全力を尽くしている」と述べた。

さらに、ガザ地区に残されている19人について、「エジプト当局とこれらの人を安全に避難させる方法について話し合っている」とし、「難しい任務だが、政府として出来ることを行っている」と話した。

 

ソース:news.com.au-Anthony Albanese confirms 19 Australians registered in blockaded Gaza

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