【ACT26日】 ハロウィンを間近に控え、東京都渋谷区長は、ハロウィン期間中は、渋谷スクランブル交差点などの混雑で知られる人気スポットに、観光客などに対して「近づかないように」と警鐘を鳴らした。
これは、昨年10月29日に韓国の梨泰院地区で数万人もの若者を中心に人が殺到、群衆の雪崩事故が発生し150人以上が犠牲になったことを受けて、ハロウィン時期は例年以上の人出が予想される渋谷での事故予防対策となっている。
渋谷区では、今月27日から31日までの間、18時から17時までの渋谷駅周辺の路上飲酒を禁止し、近隣の酒販店には、期間中の酒類販売をしないように要請している。長谷部区長は、「トラブルや災害を未然に防ぐため、観光客の皆様には、期間中の渋谷への訪問を自粛してもらいたい」と声明で述べている。
同区長は「渋谷駅周辺は国内外からの観光客で賑わうが、観光客急増により、路上飲酒による器物破損、地域住民とのトラブル、大量の空き缶や空き瓶のポイ捨てなどの被害が深刻化している」とし「渋谷駅周辺の住民、企業、通勤者そして観光客の安全を見守るため、国内外の観光やくに対して、渋谷駅周辺でのハロウィンイベントの自粛を呼びかけている」と述べた。
同区はまた、警察や鉄道事業者と協力し、警備員や交通規制の数を増やすなど、昨年よりも事故防止対策を強化する予定だという。
ソース: news.com.au – Japan’s big warning to tourists amid Seoul’s Halloween crowd crush tragedy