【ACT6日】 オーストラリア・ポストは手紙と宛先不明の郵便の配達を1日置きに減らし、小包や速達の配達に焦点を置く。小包、速達、優先扱い郵便は毎日配送する。
手紙の配達は2008年のピーク以降3分の2減少した一方、小包は過去12か月で5億個以上配達された。国民が受け取る手紙の平均は週2通で、優先扱いの手紙はわずか8パーセント。試験的に配達方法を変更した結果、郵便局員が運べる小包は20パーセント増、配達個所も10パーセント以上増加した。
ローランド・コミュニケーショズ相は、「eコマースやオンラインショッピングの増加を含む、消費者のニーズ変更に対応しなければならない」と話した。
昨年度、オーストラリア・ポストの損失は2憶ドルに上っており、変更によって財政的安定が期待される。
配達頻度の変更による、郵便局数に変更はないとされる。現在、国内で地方2,500店を含む4,000店舗の運営が法的に求められる。驚くことに、1991年の国勢調査データが今も地方や遠隔地の郵便局の計画に使われている。
オーストラリア・ポストはまた、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)に対し、来年初頭から国内の定型郵便物の切手代金を30セント値上げの1ドル50セントにする意向を提出している。クリスマスカード用切手は65セントで据え置かれる。
ソース:news.com.au – Australia Post announces renewed focus on parcels, cutting back letter deliveries