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豪の労働者の3分の1 在宅勤務を継続

【ACT13日】  オーストラリアの労働者の約3分の1は、依然として日常的に在宅勤務を行っていることが豪政府統計局(ABS)による最新統計で明らかになった。新型コロナの感染流行がピークだった2021年は約40%でこれをやや下回る水準となったが、流行前の水準は上回っている。

ABSの労働統計部長のジャービス氏は、「2023年8月はオーストラリアの労働者の37%が日常的に在宅勤務を行っていた」とし、パンデミック時期を越しても働き方の変化は継続しているとの見方を示した。在宅勤務の割合はパンデミック以前は30~40%の間を推移していた。

役職別でみると、日常的に在宅勤務を行っていた人の割合はマネジャーや専門職では3分の2(約60%)だった一方、その他の役職(22%)では5人中1人だった。

さらに統計から、在宅勤務の人はそうでない人よりも有給無給どちらにおいても勤務時間が超過する傾向にあった。また、在宅勤務を行う理由で最も多かったのは柔軟性の高さで全体の39%となった。一方、2015年~19年では仕事の残りを片付けることが主な理由だった。

ジャービス氏は、在宅勤務の柔軟性はフレックスタイムなどの働き方に影響を及ぼしていないと指摘。「在宅勤務を除けば、働き方は一般的にパンデミック以前の傾向を踏襲している」と話した。

 

ソース:news.com.au-Aussie workers continue to be obsessed with working from home, according to new stats

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