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猛暑のNSW 午後5~9時の節電を呼び掛け

【NSW14日】  NSW州のシャープ・エネルギー相は14日、シドニーで日中の気温が37度~40度に達し、電力の消費量が急増することが予想されるとして、同日の午後5時~9時にかけて不要不急の電気使用を控えるよう呼びかけた。

オーストラリア電力市場オペレーター(AEMO)は、NSW州の予備電力が貯蓄不足2(Lack of Reserve: LOR2)になると予想。午後5時~9時に使用量のピークを迎え、「予備電力レベル」は大きく減少すると警告した。

シャープ・エネルギー相は、電力網への負担を軽減するためにエアコンの温度を24度以上に設置することなどを呼びかけ、これは「予防措置」であると強調した。また、プールのポンプを一時停止したり、食洗器や乾燥機、洗濯機の使用を翌日朝まで遅らせることなどを提案した。

さらに、州内の石炭火力発電所の一部が「停止した」という情報も得たことも明かした。現時点で消費者への影響は予測されていないが、AEMOは発電事業者に対し、より多くの電力を送電網に供給するよう求め、商業施設など大規模な電力消費者には節電を求めた。

シャープ・エネルギー相は、「長期休暇中などは家庭で節電に取り組めるが、2月に入ると多くの人が職場や学校へ戻り、3~4日の猛暑日は非常に厳しいものになる」と指摘。「そのような状況を迎える前に、今日その問題について取り組み、実際に困難な状況を迎えた時に何か他に出来ることはないか検討することも必要だ」と述べた。

 

ソース:news.com.au-NSW heatwave sparks energy shortfall warning, residents urged to reduce electricity from 5pm to 9pm

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