【ACT21日】　　格安航空ジェットスターは11月、定刻通りの離発着とキャンセル数の少なさでカンタス航空とヴァージン・オーストラリアを抜いたことが、インフラ・運輸・地域経済局（BITRE）による最新統計で明らかになった。

ジェットスターは定刻通りの到着と信頼性で67.8％と主要な国内路線の中でトップだった。これにカンタス航空が62.5％、ヴァージン・オーストラリアが54.2％で続いた。地方路線では、ボンザ航空が73.9％でトップ。レックスが70.5％、スカイトランスが69.4％、カンタスリンクが68.8％、ヴァージン・オーストラリア・リージョナル・エアラインズが60.1％だった。

ジェットスターは定刻通りの出発でも66.7％と首位となり、次いでカンタス航空が63.9％、ヴァージン・オーストラリアは57％だった。

キャンセル率の低さでもジェットスターはヴァージン・オーストラリアとカンタス航空を引き離した。最も高かったのはヴァージン・オーストラリアで6.3％。これにスカイトランス航空が4.7％、ボンザ航空が4.2％で続いた。ヴァージン・オーストラリア・リージョナル航空は3.6％、カンタス航空とカンタスリンクは3.3％、ジェットスターは2.7％にとどまった。

消費者団体チョイスが約9,000人を対象に実施した調査によると、回答者の63％はキャンセルの理由について説明がなかったとし、65％がキャンセルの手続きが「非常に困難」と感じていたことも分かった。また、払い戻しを求めた人のうち手続きに1か月以上かかった人の割合は47％、半年以上かかった人の割合は20％だった。

ソース：news.com.au-Jetstar outperforms rivals in month of November