【NSW25日】 家具量販イケア(Ikea)は25日、同社が販売したUSB充電器(ÅSKSTORM 40W)ダークグレーの電源ケーブルが、過度の使用によって損傷し、ケーブル内の活線が露出する可能性があると警告し、自主回収(リコール)すると発表した。オーストラリア製品安全局は、破損したケーブルを使用した場合、感電のためやけどを負ったり、死亡する危険性があるとしている。
リコールの対象となるUSB充電器は、型番ICPSW5-40または商品番号304.611.94で識別できる。イケアの広報担当者は、リコール対象の充電器が2020年4月以降、オーストラリアで販売されていることを確認した。また、ÅSKSTORMの他の商品に問題はない。
イケアの広報担当者は、製品が適用基準を満たしていることを確認するため、「厳格なリスク・アセスメントとテスト・プログラム」を実施しているとあらためて説明した。さらに、「電源ケーブルに関する問題とリスクの可能性が明らかになった際、迅速に対応した」と述べた。
また、やけどや感電の可能性が指摘されているが、これまでに負傷により治療を受けたという報告は入っていないという。対象商品を購入した場合には、充電器の使用を直ちに中止し、商品を返品した上で全額返金をうけるよう呼びかけている。
ソース:news.com.au-Ikea urgently recalls potentially deadly household item