【NSW27日】 NSW州の全世帯で、子どもの緊急時の診察がネットワーク上で受けられるようになった。病院の救急科の負担を減らす目的だ。
子ども用の緊急診察サービス「virtualKIDS(バーチャルキッズ)」は、シドニー南東部および西部、ハンター・ニューイングランド地方でのみ展開されていたが、今月19日から州全域に拡大された。毎月500世帯以上が利用すると予想される。
最初にヘルスダイレクト(1800 022 222)に電話すると、担当の看護師に転送され、テレヘルスが受けられる。バーチャルッズの専門小児科医またはかかりつけ医の訪問を促されることもあるが、子ども用の鎮痛薬パナドールなど看護師が処方することも可能だ。メディケアを持つ子ども16歳までが対象。患者3人中2人は病院の救急科を訪れる必要がなく、別の方法で治療が受けられるという。
パーク州保健相は「不要に病院に行くことなく、迅速にケアが受けられる」と話した。
ソース:news.com.au – NSW completes statewide expansion of virtualKIDS Urgent Care Service to lower ER visits