【NSW29日】 NSW州で学校の新年度開始に合わせ、30日から登下校時間帯の速度規制も再開する。毎年新年度最初の3日間は交通違反が大幅に増えており、ドライバーは注意が必要だ。
昨年1月の学校再開最初の3日間のみで、NSW州で登下校時間帯の赤信号停止違反は773件、スピード違反は3,200件超に上った。赤信号違反は前年比16パーセント増だ。毎年、新年度最初の3日間の交通違反検挙数は2月の平均を70パーセント上回る。
昨年1月にNSW州のスクールゾーンでスピード違反が最も多かったのは、チェスター・ヒルのウッドビル・ロード(229件)。次にコガラのプリンセス・ハイウェイ(151件)、ノース・ナラビーンのピット・ウォーターロード(146件)、ライドのビクトリア・ロード(140件)が続いた。
赤信号停止違反はレッドファーンのチャルマーズ・ストリート(139件)を筆頭に、州南部アルバリーのボレラ・ロード(114件)、バンクスタウンのメレディス・ストリート(90件)で多かった。
スクールゾーンは月曜から金曜の午前8時から9時半、午後2時半から4時まで。自動車団体NRMAのピーター・コウリー広報官は、ドライバーに注意喚起を促す。
州政府は29日、徒歩やスクーター、自転車通学を促すプログラムに1,000万ドルを拠出すると発表した。歩道を広くしたり、横断歩道の改良、植樹などに使われる。
ソース:news.com.au – NSW motorists urged to follow road rules after uptick in red light, speeding fines