【NSW8日】 シドニー西部イースタン・クリークの高速道路(M7)で7日午後1時半ごろ、ナンバープレートが「OCT7TH」と登録された自動車が目撃され、昨年10月7日のハマスによるイスラエルへの攻撃を意味しているとして、車を所有する男にナンバープレートの引き渡しが命じられた。
自動車の動画を撮影した男性はABC放送の取材に応じ、「ナンバープレートがイスラエルでその日(10月7日)に起きた大虐殺に関連していることは分かった」とし、「気分が悪くなるくらい動揺した」と振りかえった。
ABC放送は、この車がシドニー南西部の会社に登録されていることを突き止めた。その後、運輸省は所有者に書簡を送り、所有者は登録抹消を回避するために2日間以内にプレートを返還することが求められている。
一方、NSW州政府はナンバープレートが昨年11月29日に申請され、12月12日に発行されていたことを認めた。
NSW州のミンズ首相は、ナンバープレートは誤って発行されたと説明し、謝罪。「凄惨な大虐殺を示すようなナンバープレートをつけるとは、どのような病的な人物なのか見当もつかない」と述べた。
ハマス過激派は10月7日、イスラエル南部で1,200人を殺し、253人を人質として拘束した。
ソース:abc.net.au-Sydney motorist ordered to surrender ‘OCT7TH’ personalised number plates