【NSW9日】 通信大手オプタスは、過去の給与支払いに誤りがあったことを認め、2014年~2019年に雇用していた約3,700人以上を対象に対し、総額780万ドル以上を支払うことに同意したことが分かった。
オプタスは2021年4月、フェアワーク・オンブズマンに内部調査の結果を報告。給与計算、勤務記録、人事、ガバナンス方法などに問題があり、数千人の小売店労働者について、給与の不払いがあったとしていた。
労働基準監督を行うフェアワーク・オンブズマンは、オプタスが支払いに関し、強制可能な約束(enforceable undertaking)に署名したことを明らかにした。同社はすでに、影響を受けたほとんどの人について、11ドル~3万4,000ドルの支払いを済ませており、平均の支払額は一人当たり2,100ドルとなっている。
支払いの内訳は、給与未払いが546万ドル、スーパーアニュエーションや利子の未払いが242万ドルとなっている。
フェアワーク・オンブズマンのブース氏は、オプタスが調査および未払いの是正に協力し、今回の是正は“適切”だったとの見解を述べた。
ソース:news.com.au-Optus signs undertaking to repay $7.8m to thousands of underpaid staff after ‘error’